ゴルフの憂鬱

ゴルフってどうしてなかなかうまくならないのか…

インパクトは動かぬ事実

ボールの行方はインパクトでクラブヘッド・フェースがボールとどのようにあたるかによって決まります
インパクトで重要なことは次になります
  1. クラブスピード
  2. 中心性
  3. クラブパス
  4. フェースアングル
  5. アタックアングル
解説していきましょう
1.クラブスピード
いわゆるヘッドスピードのことでクラブヘッドが移動している速度です
飛距離に影響を与えます
2.中心性
ボールがクラブフェースに接触する位置の正確さです
フェースのあたる位置によって飛距離・方向に影響します
3.クラブパス
クラブヘッドが目標に向かって動く弧の方向です
アウトサイドインやインサイドアウトなど聞いたことがあると思います
ショットの曲がり度合いと打出し方向に影響します
4.フェースアングル
クラブフェースの向きです
打出し方向に大きな影響を与えます
5.アタックアングル
ボールへの入射角度
ダウンブローやアッパーブローなど聞いたことがあると思います
ボールの曲がり・高低に大きな影響を与えます
インパクトでボールとクラブフェースがどのようにあたっているか分からなければ、修正することは出来ません
打ちたいボールのイメージによって各項目の値が決まります
その値に近づけるようにスイングを変えていかなければならないのです
スイングプレーンから外れているからといって、安易に修正しても意味がありません
飛球の法則を理解する
次の表は飛球の法則です

番号

名称

クラブパス

フェースアングル

プルフック

インサイドアウト

クローズ

プル

インサイドイン

クローズ

プルスライス

アウトサイドイン

クローズ

フック

インサイドアウト

ストレート(スクエア)

ストレート

インサイドイン

ストレート(スクエア)

スライス

アウトサイドイン

ストレート(スクエア)

プッシュフック

インサイドアウト

オープン

プッシュ

インサイドイン

オープン

プッシュスライス

アウトサイドイン

オープン

ボールをターゲットにまっすぐ飛ばすためには、フェースアングルの値が0でなければなりません
実際にプロ選手のデータを分析すると、個性はありますが、フェースアングルの値が0に近いという傾向があります
フェードやドローを打つことが多いですが、そのときでもフェースアングルはほぼ0に近くなります
スイングを修正する時にはフェースアングルの値に着目し、0に近くなるようにしましょう
曲がりをおさえるためにはクラブパスもインサイドインが必要です
ボールが曲がる原理は、ボールの回転軸(スピンアクシス)が倒れるからです
ボールを打つとバックスピンがかかりますが、目標に対してまっすぐ回転していればまっすぐ飛びます
回転軸が右に倒れるとスライス、左に倒れるとフックします
回転軸の値は、クラブパスとフェースアングル、クラブロフト角が関係します
これをフェーストゥパスで表します
インパクト時のクラブパスに対するフェースアングルの度合いで
フェースアングル-クラブパス=フェーストゥパスになります
これらの値に注意しながらスイングを変えていきましょう