ゴルフの憂鬱

ゴルフってどうしてなかなかうまくならないのか…

スキッドとロールが分かればパッティングが上手くなる

スコアを縮めるのはパッティングの上達が鍵です。
上達するにはどうすればいいか考えてみましょう。
順回転が重要
「ボールの転がりが良い」という言葉を聞いたことがありますか。
ボールの転がりとはなんでしょう。
パッティングの場合、順回転の事を指します。
ドライバーやアイアンで打つと、ボールには逆回転(バックスピン)がかかりますが、
パターで打つ場合は、順回転になります。
ボールを打出したときにすぐに順回転をするわけでありません。
打出されたボールは、跳ねるかスライドしてから順回転します。
適正な順回転でボールが転がると、距離コントロールが易しくなります。
スキッドとロール
スキッドとは、ボールが順回転する前の状態、ロールとは順回転状態です。
ボールの転がりはスキッドとロールで構成されています。総距離のスキッドとロールの割合が重要になります。
この割合が一定になれば、距離コントロールが容易になります。

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計測器の進化により、スキッドとロールが測れるようになりました。
理想のスキッドとロールの割合はスキッド15%以下、ロール85% 以上です。※@Trackmanより
この割合を理想に近づけることも重要ですが、常に一定になるように打つことの方がより重要です。
アベレージゴルファーの場合、3m位のパットで、ストロークごとに20〜40cmスキッドの距離が違ってきます。
パッティングの上手いゴルファーはストローク毎の誤差が約5cmです。
スキッドの距離が毎回違うと、距離がばらつきます。
一度自分のスキッドとロールの割合を調べましょう。
TrackmanやSAM Putt Labで測定できます。
スキッドは総距離の20%以下ならまずまずでしょう。20%以上であれば以下を参考にしてください。
スキッドが多くなる原因
・スタティックロフト(オリジナルロフト)が大きい
・フェイスの素材・デザイン
・ダイナミックロフトが大きい
インパクト前に手首をフリップしている
・アドレス時のボール位置が左すぎる
ロフトがかなり影響しているので、次回ロフトなど説明していきたいと思います。